算数|概数・四捨五入
概数と四捨五入のやり方
数直線で境目を確かめながら、「何の位まで」「上から何けた」の違いを学びましょう。
- 図で理解
- 操作して学ぶ
- その場で問題
STEP 1|およその数
概数って何だろう?
あるイベントに398人が集まりました。正確には398人ですが、人数の大きさを伝えるなら「約400人」と表すこともできます。概数とは、およその大きさを表す数です。
買い物の予算や人数の見積もりなど、細かな数よりおよその大きさを知りたいときに使います。
理解チェック|数学クエスト Q251
398人を最も近い百の位の概数で表しましょう。
STEP 2|四捨五入の仕組み
350が境目になるのはなぜ?
百の位までの概数を考えます。300と400の真ん中は350。350未満なら300に、350以上なら400に四捨五入します。
残したい位の1つ下を見て、0〜4なら切り捨て、5〜9なら切り上げます。
理解チェック|数学クエスト Q252
3672を百の位までの概数にしましょう。
STEP 3|何の位まで
残す位の1つ下を見よう
64820を千の位までの概数にするときは、千の位を残し、その1つ下の百の位の「8」を見ます。8なので切り上げて65000です。
青:残す数字/黄:四捨五入で見る数字
理解チェック|数学クエスト Q253
64820を千の位までの概数にしましょう。
STEP 4|上から何けた
左から残すけた数を決めよう
「上から2けた」は左から2けたを残すという意味です。64820なら「6」「4」を残し、次の「8」で四捨五入して65000になります。
同じ64820でも、指定されたけた数によって概数は変わります。
STEP 5|3つの方法
切り上げ・切り捨て・四捨五入の違い
百の位までの概数を求めるとき、切り捨ては百の位より下を0にし、切り上げは下の位に0以外の数があれば百の位を1増やします。四捨五入は十の位が5以上なら切り上げます。
STEP 6|概数の範囲
500になる整数はどこからどこまで?
百の位まで四捨五入して500になる整数は、450以上549以下です。450は含みますが、550は600になるので含みません。
449 → 400 / 450 → 500 / 549 → 500 / 550 → 600
理解チェック|数学クエスト Q254
四捨五入して百の位までの概数にすると500になる整数を選びましょう。
STEP 7|概数を使った計算
計算結果を見積もろう
計算する前におよその数に直すと、答えがどのくらいになるか見通しを立てられます。
足し算:398+603 → 400+600=1000
かけ算:49×21 → 50×20=1000
概算はおよその値です。正確な答えが必要なときは元の数で計算します。
理解チェック|数学クエスト Q255
398+603を、それぞれ概数にして見積もりましょう。
理解チェック|数学クエスト Q256
49×21を、それぞれ概数にして見積もりましょう。
まとめ
四捨五入は境目を意識しよう
概数:およその大きさを表す数。
四捨五入:残す位の1つ下が0〜4なら切り捨て、5〜9なら切り上げ。
何の位まで:指定された位を残す。上から何けた:左から残すけた数を決める。
概数の範囲:境目の数を調べる。概算:およその数で計算を見積もる。