1|九州地方はどこ?
日本の南西部にある8県
九州地方は、福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島・沖縄の8県です。本州とは関門海峡をはさみ、橋やトンネルで結ばれています。
出典:国土数値情報(行政区域データ、2026年)を加工して作成理解チェック 九州地方の位置
九州地方は日本の南西部に位置しています。本州とは関門海峡をはさんでつながっています。周囲は海にかこまれています。
九州地方の位置として正しいものはどれですか。
九州地方は日本の南西部にあり、本州とは関門海峡をはさんでいます。
理解チェック 九州地方へのつながり
本州から九州地方へは、橋やトンネルを利用して移動できます。九州地方は日本の南西部にあるため、西日本の地域とのつながりも深いです。位置は交通にも関係しています。
交通との関係からわかる内容はどれですか。
九州地方は南西部にあり、橋やトンネルで本州とつながるため、人や物の移動ができます。
理解チェック 地図で考える位置
日本を地図で見ると、九州地方は四国地方よりもさらに西にあります。また、沖縄県へ向かう経路の北側に位置しています。位置を知ることで地域どうしの関係がわかります。
九州地方の位置について適切なものはどれですか。
九州地方は日本の南西部にあり、四国地方より西に位置しています。地図で位置を確かめることが大切です。
3|温暖な気候
南に位置することが農業にもつながる
九州地方は日本の南西部にあり、温暖な地域が多くあります。その特色は、実際の農業の数字にも表れています。
熊本県|トマト437億円全国1位2024年・農業産出額
宮崎県|きゅうり208億円全国1位2024年・農業産出額
沖縄県|さとうきび203億円全国1位2024年・農業産出額
日本ランキングDBの2024年データ。数字と順位を、地域の気候や位置と結びつけて読み取ります。
南西部に位置する → 温暖な気候 → 暖かさを生かした農業 → 全国上位の農産物にも表れる
理解チェック 温暖な気候の特色
九州地方は日本の南西部にあり、1年を通して比較的あたたかい気候です。冬でも雪があまり積もらない地域が多くあります。温暖な気候はくらしや農業にも影響します。
九州地方の気候の特色としてもっとも適切なものはどれですか。
南西部に位置するため、比較的あたたかい気候となり、生活や農業にも影響しています。
理解チェック 気候と農業
九州地方では、温暖な気候をいかして、さまざまな農作物が育てられています。長い生育期間を利用できることも特徴です。気候と産業は深く関係しています。
農業がさかんな理由として適切なものはどれですか。
気候があたたかいことで作物を育てやすくなり、農業の発達につながっています。
理解チェック 暮らしと気候
温暖な気候の地域では、冬の寒さが厳しい地域とは暮らしのようすが異なることがあります。九州地方でも気候に合わせた生活が見られます。自然の特徴は人々の暮らしに関係します。
温暖な気候が地域の暮らしに影響すると考えられる理由はどれですか。
気候は農業だけでなく、人々の暮らしにも影響をあたえることが大切な視点です。
4|火山の多い九州
プレートの動きと火山活動
九州には阿蘇山や桜島などの火山があります。火山活動によってカルデラなどの地形がつくられ、暮らしや産業にも影響しています。
火山活動 → 火山地形・火山灰 → 土地利用や暮らしにも影響
理解チェック 地下でつくられるマグマ
九州地方の周辺では、海のプレートが別のプレートの下へ沈み込んでいる。プレートが沈み込む場所の地下ではマグマができ、それが地表へ上がることがある。そのため、九州地方にはマグマの活動によってできた火山が多くみられる。
九州地方に火山が多い理由として、プレートの動きとマグマの関係を正しく説明しているものはどれですか。
プレートが沈み込む場所では、地下でマグマができやすくなる。できたマグマが上昇すると火山活動につながるため、九州地方には火山が多い。プレートが動かないことや、マグマが冷えることは、火山が多い理由にはならない。
理解チェック 火山がつくった地形
九州地方には、火山の噴火によって大量の火山灰や噴出物が積もった地域がある。長い時間をかけて噴火が繰り返されると、広い台地や大きなくぼ地などの地形がつくられる。こうした地形が各地にみられることは、九州地方で火山活動が活発であったことを示している。
九州地方の地形から、火山が多いことを判断できるのはなぜですか。
火山灰や噴出物が積もった台地や、噴火でできた大きなくぼ地は、火山活動の結果である。こうした地形が各地にあることから、九州地方では噴火が繰り返され、火山が多いことがわかる。河川や海水だけでは、これらの火山地形はつくられない。
理解チェック 火山と地域の暮らし
九州地方では、火山の近くに温泉や地熱を利用する施設がみられる。これは、地下のマグマの熱が水や岩石を温めるためである。温泉や地熱を利用できる場所が広くみられることからも、九州地方に火山が多いことがうかがえる。
温泉や地熱を利用する施設が多いことが、九州地方の火山の多さと結び付くのはなぜですか。
火山の地下には高温のマグマがあり、その熱が地下水や岩石を温める。温泉や地熱の利用が各地にみられることは、地下の火山活動が広い範囲にあることを示す。風や河川の流れが、地下にこのような熱をつくるわけではない。
5|自然を生かした農業
南九州の畜産は、数字で見ると規模がわかる
南九州では畜産が盛んです。「盛ん」という言葉だけでなく、全国順位と産出額を見ると、その規模がはっきりします。
鹿児島県|畜産3,622億円全国2位2024年・農業産出額
宮崎県|畜産2,344億円全国3位2024年・農業産出額
鹿児島県|豚912億円全国1位2024年・農業産出額
鹿児島+宮崎の畜産産出額は5,966億円。
全国2位と3位の県が隣り合っています。南九州の農業を考えるとき、畜産は大きな特色の一つだと数字から読み取れます。
鹿児島県|ブロイラー1,054億円全国1位2024年・農業産出額
宮崎県|ブロイラー756億円全国2位2024年・農業産出額
鹿児島県|肉用牛1,192億円全国2位2024年・農業産出額
日本ランキングDBの2024年データ。
理解チェック 温暖な気候と農業
九州地方は温暖な気候を生かし、野菜や果物の栽培が各地で行われている。出荷の時期を工夫することで、全国へ農産物が届けられている。こうした自然条件が農業の発達を支えている。
九州地方で農業が盛んな理由としてもっとも適切なものはどれですか。
温暖な気候によってさまざまな農産物を育てやすく、出荷時期も工夫できることが農業の発達につながっている。
理解チェック 観光地の魅力
九州地方には温泉や火山、美しい海岸など、さまざまな観光資源がある。これらを目的に多くの人が訪れる。自然の特色が観光業を支えている。
観光客が九州地方を訪れる理由として適切なものはどれですか。
温泉や火山、海岸などの自然は九州地方を代表する観光資源であり、観光業の発達につながっている。
理解チェック 自然と産業のつながり
九州地方では、温暖な気候を生かした農業と、豊かな自然を生かした観光業の両方が盛んである。どちらも自然環境と深く結び付いている。地域の特色を生かすことが産業の発達につながる。
九州地方の農業と観光業に共通する特徴はどれですか。
農業も観光業も、温暖な気候や豊かな自然などの地域の特色を生かして発達している。
6|火山は観光資源にもなる
温泉・火山地形と人々の暮らし
火山は噴火などの危険をもたらす一方、温泉や特徴的な地形を生み出します。九州では、こうした自然そのものが観光資源としても利用されています。
火山 → 温泉・特徴的な地形 → 観光 / 火山灰 → 土地の特徴 → 農業
理解チェック 火山がつくる地形
九州地方には、火山の活動によってできたカルデラや火山灰におおわれた土地がある。こうした地形は、長い間の噴火や地殻の動きによってつくられてきた。九州地方の景観には、火山活動の影響が表れている。
九州地方にカルデラや火山灰におおわれた土地がみられるのはなぜですか。
カルデラや火山灰の土地は、火山の噴火や地殻の動きと結び付いている。河川や海面の変化だけでは、これらの地形が広がる理由を説明できない。
理解チェック 火山と観光
九州地方では、地下の熱で温められた水が温泉としてわき出る地域がある。温泉や火山の景観を目的に、各地から観光客が訪れる。火山活動によってできた自然が、地域の観光業を支えている。
火山活動が九州地方の観光業を支える流れとして適切なものはどれですか。
地下の熱で温泉ができ、その温泉や火山景観が観光資源になることで観光客が訪れる。火山は危険をもたらすだけでなく、地域の産業にも影響している。
理解チェック 火山灰の土地と農業
九州地方の一部には、火山灰が積もってできた土地が広がっている。その土地では、水が地中へしみこみやすいため、水田よりも畑として利用される場所がある。農家は土地の性質に合わせて作物を選び、農業を行っている。
火山灰が積もった土地で畑作が行われる理由として適切なものはどれですか。
火山灰の土地は水がしみこみやすいため、水をためる水田よりも畑として利用されることがある。農業は、地域の土地や気候の条件に合わせて営まれている。