中学地理|日本の諸地域

東北地方は、
自然をどう農業や暮らしに生かしている?

本州の北部にある東北地方。6県の位置を地図で確かめ、雪、米づくり、冷害、果樹栽培を全国ランキングのデータと結びつけて考えます。

1|東北地方はどこ?

本州の北部にある地方

東北地方は本州の北部に位置し、青森・岩手・宮城・秋田・山形・福島の6県からなります。北には北海道、南には関東地方があります。

日本地図の中で東北地方を黄色で示した地図出典:国土数値情報(行政区域データ、2026年)を加工して作成
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東北地方とうほくちほうの位置いち

本州ほんしゅうは北きたから南みなみへ長ながくのびています。東北地方とうほくちほうは本州ほんしゅうの北部ほくぶに位置いちし、さらに北きたには北海道ほっかいどうがあります。地域ちいきの位置いちを知しることは、特色とくしょくを理解りかいする第一歩だいいっぽです。
東北地方とうほくちほうの位置いちとして適切てきせつなのはどれですか。

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本州ほんしゅうでの位置関係いちかんけい

東北地方とうほくちほうの南みなみには関東地方かんとうちほうがあります。北きたには北海道ほっかいどうがあり、海うみをへだてています。位置関係いちかんけいを比くらべると、地域ちいきどうしのつながりがわかります。
東北地方とうほくちほうの位置関係いちかんけいとして正ただしいものはどれですか。

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位置いちから地域ちいきを考かんがえる

地域ちいきを調しらべるときは、まずどこに位置いちするかを確たしかめます。東北地方とうほくちほうは本州ほんしゅうの北部ほくぶにあるため、ほかの地域ちいきとの位置関係いちかんけいも考かんがえやすくなります。位置いちは気候きこうや産業さんぎょうなどを学まなぶ基礎きそになります。
東北地方とうほくちほうについて学まなぶとき、最初さいしょに位置いちを確たしかめる理由りゆうはどれですか。

2|東北6県を地図で見よう

県の位置を、地方全体の形と一緒に覚える

東北地方は6県で構成されています。日本海側と太平洋側のどちらにあるかも意識しながら、県の位置を確認しましょう。

東北地方を拡大し6県の名称を表示した地図出典:国土数値情報(行政区域データ、2026年)を加工して作成

3|冬の雪と季節風

同じ東北でも、日本海側と太平洋側で違う

冬、日本海からの湿った季節風は山地にぶつかり、東北地方の日本海側に多くの雪を降らせます。一方、太平洋側では晴れる日もあります。雪の多い地域では除雪や雪に強い建物など、自然に合わせた暮らしの工夫がみられます。

冬の季節風 → 日本海で水分を含む → 山地にぶつかる → 日本海側に雪を降らせる
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冬ふゆの雪ゆきと季節風きせつふう

冬ふゆになると、日本海にほんかいから湿しめった風かぜが東北地方とうほくちほうへ吹ふきます。山地さんちにぶつかった空気くうきは雪ゆきを降ふらせ、日本海側にほんかいがわでは雪ゆきが多おおくなります。気候きこうは地形ちけいとも関係かんけいしています。
東北地方とうほくちほうの日本海側にほんかいがわで雪ゆきが多おおい理由りゆうはどれですか。

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海側うみがわによる違ちがい

東北地方とうほくちほうでは、日本海側にほんかいがわと太平洋側たいへいようがわで冬ふゆの天気てんきに違ちがいがあります。日本海側にほんかいがわでは雪ゆきが多おおく、太平洋側たいへいようがわでは晴はれる日ひもあります。同おなじ地方ちほうでも気候きこうは異ことなります。
東北地方とうほくちほうの冬ふゆの特徴とくちょうとして正ただしいものはどれですか。

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雪ゆきと暮くらし

東北地方とうほくちほうの日本海側にほんかいがわでは、雪ゆきが多おおいため、除雪じょせつや雪ゆきに強つよい建物たてものなどの工夫くふうがみられます。自然環境しぜんかんきょうに合あわせた暮くらしが発達はったつしています。気候きこうは生活せいかつにも影響えいきょうします。
除雪じょせつなどの工夫くふうが必要ひつようになる理由りゆうはどれですか。

4|東北は米どころ

広い平野と水を生かした米づくり

東北地方には広い平野と水田があり、米づくりが盛んです。ランキングデータを見ると、秋田県の米の農業産出額は1,652億円で全国3位、福島県も1,324億円で全国5位です。

秋田県・米1,652億円2024年・全国3位
福島県・米1,324億円2024年・全国5位
広い平野 + 水 → 水田が広がる → 東北を代表する米づくり
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米こめづくりと平野へいや

東北地方とうほくちほうには広ひろい平野へいやがあり、水みずを利用りようした水田すいでんが広ひろがっています。夏なつには稲いねがよく育そだち、米こめづくりが盛さかんです。自然条件しぜんじょうけんをいかした農業のうぎょうが行おこなわれています。
東北地方とうほくちほうで稲作いなさくが盛さかんな理由りゆうとして適切てきせつなのはどれですか。

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気候きこうと稲作いなさく

稲いねは成長せいちょうする時期じきに十分じゅうぶんな水みずと日光にっこうが必要ひつようです。東北地方とうほくちほうでは夏なつに稲いねが育そだちやすく、秋あきに収穫しゅうかくされます。気候きこうと農業のうぎょうはつながっています。
東北地方とうほくちほうで稲作いなさくが行おこなわれるときに関係かんけいが深ふかいものはどれですか。

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地域ちいきの特色とくしょく

東北地方とうほくちほうでは米こめづくりが農業のうぎょうの中心ちゅうしんの1つです。広ひろい水田すいでんでは多おおくの米こめが生産せいさんされています。地域ちいきの特色とくしょくは自然環境しぜんかんきょうと結むすびついています。
東北地方とうほくちほうの農業のうぎょうの特色とくしょくとして最もっとも適切てきせつなのはどれですか。

5|夏の低温と冷害

自然は農業を支える一方、被害をもたらすこともある

稲が育つ夏に低温が続くと、十分に成長できず収穫が減ることがあります。これを冷害といいます。東北地方の農業は、平野や水などの自然条件を生かす一方、気温の影響も受けています。

夏の低温 → 稲の成長が十分に進まない → 収穫量が減ることがある → 冷害
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冷害れいがいと気温きおん

東北地方とうほくちほうでは、夏なつでも気温きおんが低ひくくなることがあります。稲いねは成長せいちょうする時期じきに十分じゅうぶんな暖あたたかさが必要ひつようなため、気温きおんが低ひくいと収穫しゅうかくが減へることがあります。こうした被害ひがいを冷害れいがいといいます。
冷害れいがいが農業のうぎょうに影響えいきょうする理由りゆうはどれですか。

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気候きこうと農作物のうさくもつ

農業のうぎょうでは、作物さくもつに合あった気候きこうが必要ひつようです。東北地方とうほくちほうでは夏なつの低温ていおんが続つづくと、米こめづくりに影響えいきょうが出でることがあります。自然条件しぜんじょうけんは産業さんぎょうにも関係かんけいします。
東北地方とうほくちほうで夏なつの低温ていおんが続つづくと米こめづくりに影響えいきょうが出でるのはなぜですか。

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自然しぜんと農業のうぎょう

東北地方とうほくちほうでは稲作いなさくが盛さかんですが、自然環境しぜんかんきょうの影響えいきょうも受うけます。冷害れいがいが起おこると米こめの収穫量しゅうかくりょうが減へることがあります。地域ちいきの農業のうぎょうは気候きこうと深ふかく結むすびついています。
東北地方とうほくちほうの農業のうぎょうを考かんがえるとき、冷害れいがいとあわせて注目ちゅうもくするものはどれですか。

6|果物の産地・東北

県ごとに特色ある果樹栽培

東北地方では米だけでなく、果樹栽培も盛んです。ランキングを見ると、県ごとの特色がはっきり見えてきます。

青森県・りんご1,171億円2024年・全国1位
山形県・おうとう320億円2024年・全国1位
山形県・西洋なし68億円2024年・全国1位
福島県・もも168億円2024年・全国2位

青森県では果実全体でも1,233億円・全国1位です。「東北=米」だけではなく、気候や土地を生かした多様な農業が行われています。

7|データをつなげて考えよう

東北の農業は、自然環境とどう結びついている?

東北地方では、広い平野や水を生かした米づくりが盛んです。一方で夏の低温による冷害もあります。また、青森・山形・福島などでは特色ある果樹栽培が行われています。数字だけを覚えず、地形・気候・農業を結びつけて考えましょう。

広い平野・水 → 米づくり / 夏の低温 → 冷害 / 地域ごとの気候・土地 → 特色ある果樹栽培

まとめ

東北地方は「自然と農業のつながり」で覚える

東北地方は本州北部の6県からなります。冬は日本海側で雪が多く、暮らしにも工夫がみられます。広い平野と水を生かした米づくりが盛んな一方、夏の低温による冷害を受けることがあります。青森のりんご、山形のおうとう・西洋なし、福島のももなど、果樹栽培にも県ごとの特色があります。