中学2年生の数学|一次関数

y=ax+bの式から、
グラフをかけるようになろう

一次関数は、aとbの意味が分かるとグラフの見方が変わります。表とグラフを結びつけながら、分数の傾きも「右へいくつ、上や下へいくつ」と動きで考えてみましょう。

STEP 1|一次関数

xが1増えると、yはいくつ増える?

y=2x+1で、xに0、1、2、3を入れてみます。

x0123
y1357

xが1増えるたびに、yは2ずつ増えています。このようにy=ax+bの形で表せる関係を一次関数といいます。

y=ax+b

STEP 2|aの意味

aは、グラフの「傾き」

一次関数では、xがどれだけ増えたときにyがどれだけ増えるかを使って、傾きを表します。

傾き a=yの増加量 ÷ xの増加量

y=2x+1なら、xが1増えるとyは2増えるので、傾きは2です。グラフでは「右へ1、上へ2」という動きになります。

-5-5-4-4-3-3-2-2-1-11122334455xy(0,1)(1,3)

STEP 3|bの意味

bは、y軸と交わる「切片」

y=ax+bでx=0にすると、axは0になります。だからy=bです。つまり、グラフは必ず(0,b)を通ります。

a=傾きxとyの変化の割合
b=切片x=0のときのy

たとえばy=2x+1なら、切片は1なので、まず(0,1)に点を打てます。

STEP 4|式からグラフをかく

切片に点を打ち、傾きでもう1点を見つける

y=2x+1を、順番にかいてみます。

-5-5-4-4-3-3-2-2-1-11122334455xy
[はじめる]を押して、グラフを順番にかいてみよう。

STEP 5|分数の傾き

13は「右へ3、上へ1」

y=13xの「13」は、グラフをかくときの動きに置き換えられます。

分母の3 → xを3増やす → 右へ3
分子の1 → yを1増やす → 上へ1
-5-5-4-4-3-3-2-2-1-11122334455xy
横の動き縦の動き
まず切片を確認してから、傾き13を使って2点目を見つけます。

STEP 6|負の分数

マイナスなら、下へ進む

y=−23xなら、分母3から右へ3、分子-2から下へ2と考えます。

-5-5-4-4-3-3-2-2-1-11122334455xy
負の傾きでは、右へ進むとyは下がります。

STEP 7|切片がある分数

y=13x+2でも、やることは同じ

最初の点が原点とは限りません。まずb=2から(0,2)に点を打ち、そこから傾き13を使います。

-5-5-4-4-3-3-2-2-1-11122334455xy
b=2なので、最初にy軸上の(0,2)を見つけます。

STEP 8|グラフから式へ

グラフを見るときも、切片と傾きを探す

グラフから式を求めるときは逆の順番です。まずy軸との交点からbを読み、次に直線上の2点からaを求めます。

① y軸との交点 → 切片b
② 右へ進んだ量と上・下へ進んだ量 → 傾きa
③ y=ax+b に入れる

理解チェック

傾きと切片を答えてみよう

y=-3x+5の傾きと切片を答えましょう。

数学クエスト Q557「一次関数の傾きと切片」

まとめ

一次関数のグラフは、切片と傾きでかける

y=ax+b

a=傾き。分数なら「分母だけ右へ、分子だけ上または下へ」と考えられます。

b=切片。まず(0,b)に点を打ち、傾きでもう1点を見つけ、2点を通る直線を引きます。