中学1年生の数学|比例・反比例

表の数を点にすると、
グラフの形が見えてくる

比例と反比例は、式だけを覚えるより「表の数が座標になり、その点がグラフになる」と考えると分かりやすくなります。比例の直線と反比例の曲線ができるまでを、順番に見ていきましょう。

STEP 1|比例

xが2倍、3倍なら、yも2倍、3倍

たとえばy=2x。xを1、2、3と変えると、yは2、4、6になります。

x0123
y0246

xを2倍にするとyも2倍、xを3倍にするとyも3倍。この関係を比例といいます。

STEP 2|比例の式

比例は y=ax で表す

y=ax

aを比例定数といいます。y=2xならa=2です。x=1のときのyを見ると、比例定数をすぐ確かめられます。

比例ではx=0を入れると必ずy=0になります。だから比例のグラフは必ず原点(0,0)を通ります。

STEP 3|表から座標へ

表の1組が、グラフの1点になる

y=2xの表にある x=1、y=2 は点(1,2)、x=2、y=4 は点(2,4)です。

[はじめる]を押して、表の数をグラフの点にしてみよう。

STEP 4|比例のグラフ

比例の点は、原点を通る一直線に並ぶ

表から取った点を増やすと、すべて同じ直線上に並びます。比例のグラフは原点を通る直線です。

STEP 5|式からグラフへ

全部の表を作らなくても、aで次の点が分かる

y=2xならa=2。これは右へ1進むと、上へ2進むということです。原点からこの動きで2点目を取れば、直線をかけます。

原点から、比例定数a=2の動きを使います。

比例定数が 13 なら、右へ3、上へ1と考えられます。負の比例定数なら、右へ進むと下へ進みます。

STEP 6|反比例

xが2倍なら、yは12になる

たとえばy=6x。xとyの組を表にすると、比例とは違う変わり方をします。

x1236
y6321

xを2倍にするとyは12、xを3倍にするとyは13になります。この関係を反比例といいます。

STEP 7|反比例の式

反比例では、x×yがいつも同じ

y=ax

反比例ではx×y=aです。y=6xなら、1×6、2×3、3×2、6×1はすべて6。だからa=6です。

STEP 8|反比例のグラフ

点を増やすと、2つのなめらかな曲線が見えてくる

y=6xでは、正のxだけでなく負のxにも対応する点があります。点を順番に打っていくと、直線ではなく2つに分かれた曲線になります。

まず正のxに対応する点から見てみよう。
反比例ではx=0にできません。0で割ることができないため、グラフはx軸・y軸に近づいても軸とは交わりません。

STEP 9|比べる

比例と反比例は、式・変わり方・グラフが違う

比例

式:y=ax

変わり方:xが2倍ならyも2倍

グラフ:原点を通る直線

一定:y÷x=a

反比例

式:y=ax

変わり方:xが2倍ならyは12

グラフ:2つに分かれた曲線

一定:x×y=a

理解チェック

グラフを見分けてみよう

Q477|y=2xのグラフを選びましょう。

数学クエスト Stage 103「比例と反比例」Q477

Q481|y=6xのグラフを選びましょう。

数学クエスト Stage 103「比例と反比例」Q481

まとめ

比例と反比例は、式・表・グラフをつなげて考える

比例
y=ax

原点を通る直線。y÷x=a が一定です。

反比例
y=ax

2つに分かれた曲線。x×y=a が一定です。

表のxとyを座標として点にすると、式とグラフがつながって見えてきます。