小学3年生 理科|風とゴムの力の働き

風やゴムの力で、
ものの動き方はどう変わる?

風にはものを動かす力があります。ゴムにも、のばして元にもどろうとするときにものを動かす力があります。強さやのばし方を変えると動き方はどう変わるのか、考えて、実験して、問題で確かめましょう。

STEP 1|まず考えよう

強い風と弱い風では、ものの動き方は同じかな?

机の上に軽い車を置いて、うちわで風を送る場面を考えてみましょう。弱くあおいだときと、強くあおいだときでは、車が進む距離はどうなるでしょう。

予想してみよう

風を強くすると、車が進む距離はどうなる?

答えを見る前に、「長くなる」「短くなる」「変わらない」のどれだと思うか、自分で決めてみましょう。

STEP 2|風の力

風には、ものを動かすはたらきがある

うちわであおぐと空気が動き、風ができます。その風が車などのものに当たると、ものを動かすことができます。

弱い風ものを動かすはたらきは小さくなります。
強い風ものを動かすはたらきは大きくなります。

風の強さを変えて車を動かすと、進む距離にも違いが表れます。そこで、どれくらい動いたかを距離で測って記録すると、違いを比べやすくなります。

STEP 3|実験のしかた

調べたいことだけを変えて比べよう

「風を強くすると、車が進む距離はどう変わるか」を調べたいなら、変えるのは風の強さだけです。

変えるものうちわであおぐ強さ
同じにするもの車、スタート位置、走らせる場所など
理科の実験で大切なこと
調べたい条件だけを変えて、ほかの条件をそろえると、何が結果に関係したのかを比べやすくなります。

STEP 4|ゴムの力

のばしたゴムにも、ものを動かす力がある

ゴムをのばして手をはなすと、ゴムは元の長さにもどろうとします。このときの力を使うと、車などのものを動かすことができます。

次はゴムで予想しよう

同じゴムを10cmのばしたときと、20cmのばしたときでは、どちらが車を遠くまで走らせると思う?

予想したら、LABOで実際に確かめてみましょう。

STEP 5|LABOで実験

ゴムののばし方と、車が進む距離を調べよう

manabisの「ゴムカー実験」では、ゴムをのばす長さを変えて車を走らせ、進んだ距離を測ることができます。実験結果は記録され、グラフでも比べられます。

今回の実験

「ゴムを長くのばすと、車が進む距離はどう変わるか」を調べます。

  1. ゴムの本数を1本にします。
  2. まずゴムを5cmのばして走らせ、距離を記録します。
  3. 次に10cm、15cm、20cmと、のばす長さだけを変えて走らせます。
  4. 同じ長さでも何回か試して、結果を比べてみましょう。
  5. 実験記録とグラフを見て、のばした長さと走行距離の関係を考えます。
ポイント
今回は「ゴムをのばす長さ」の影響を調べるので、途中でゴムの本数を変えません。本数まで変えると、どちらの条件が走行距離に影響したのか分からなくなります。

STEP 6|結果を考えよう

ゴムを長くのばすと、車の動きはどうなった?

実験記録やグラフを見てみましょう。ゴムをのばす長さが大きくなると、車が進む距離にはどんな傾向がありましたか。

実験から分かること

ゴムは、のばして元にもどろうとするときにものを動かします。ゴムを長くのばすほど、ものを動かすはたらきが大きくなります。

ただし、実際の実験では同じ条件でも結果が少しずれることがあります。1回だけで決めず、何回か試して全体の傾向を見ることも大切です。

STEP 7|風とゴムを比べる

どちらも、ものを動かす力を調べることができる

風風を強くすると、ものを動かすはたらきが大きくなります。
ゴムゴムを長くのばすと、ものを動かすはたらきが大きくなります。

どちらの実験でも、条件を一つだけ変え、動いた距離を測って比べることで、力のはたらきを調べられます。

STEP 8|TEXtTEXt

文章を読んで、風とゴムの力を確かめよう

ここからはTEXtTEXtに実際に登録されている「風とゴムの力の働き」の問題です。

TEXtTEXt|風とゴムの力の働き

うちわの風かぜでものが動うごく

机つくえの上うえに軽かるい紙かみの玉たまを置おきました。うちわであおぐと、風かぜが紙かみの玉たまに当あたって前まえへ動うごきました。風かぜには、ものを動うごかす力ちからがあります。

紙かみの玉たまが前まえへ動うごいたのは、何なにの力ちからがはたらいたからですか。

TEXtTEXt|風とゴムの力の働き

あおぐ強つよさを変かえる実験じっけん

同おなじ車くるまを同おなじ場所ばしょに置おき、弱よわくあおいだときと強つよくあおいだときの距離きょりを調しらべました。弱よわい風かぜでは25センチメートル、強つよい風かぜでは55センチメートル動うごきました。あおぐ強つよさだけを変かえると、風かぜの強つよさと距離きょりの関係かんけいをくらべられます。

この実験じっけんで変かえた条件じょうけんは何なにですか。

TEXtTEXt|風とゴムの力の働き

ゴムの力ちからでものが動うごく

車くるまにゴムをつけました。ゴムをのばして手てをはなすと、車くるまが前まえへ動うごきました。ゴムの力ちからには、ものを動うごかすはたらきがあります。

ゴムをのばして手てをはなすと車くるまが動うごいたのはなぜですか。

TEXtTEXt|風とゴムの力の働き

のばし方ほうをくらべる

ゴムを10センチメートルのばしたときと20センチメートルのばしたときでくらべました。ほかの条件じょうけんは同おなじです。のばし方ほうだけを変かえるとちがいが分わかります。

この実験じっけんで変かえたものはどれですか。

風とゴムの力で押さえたいポイント

1

風にはものを動かす力がある

風を強くすると、ものを動かすはたらきも大きくなります。

2

ゴムにもものを動かす力がある

ゴムを長くのばすほど、ものを動かすはたらきが大きくなります。

3

条件をそろえて比べる

調べたい条件だけを変え、距離を測って記録すると、結果を比べられます。

予想したら、実験して確かめよう

理科では、答えを覚えるだけでなく「どうなるだろう」と予想し、条件をそろえて実験し、結果から考えることが大切です。風とゴムの力も、ものが動いた距離を比べることで、そのはたらきを確かめられます。